2017年06月05日
エスプレッソとは何か!

日本で “カフェ” と言うと、コーヒーを 提供してくれる お店をイメージ されると思いますが、イタリアで “カフェ” というと エスプレッソ を指します。
エスプレッソは 小さなカップ で出てきますが、ただ 少なくて 濃ければ 良いというもの ではありません (>_<)
では、エスプレッソとは何か!
まず、コーヒー豆は 黒褐色 で表面に 油分が浮く 程度の 深煎り を使用します。
挽き目は 極細挽き です。パウダーと表現できるくらい細かくします。
それを 金属フィルター に 均等にセット してタンピング (コーヒー粉を詰める作業) をします。
そして、エスプレッソマシンで 9気圧 の圧力と、約90度 の熱湯で 20~25秒 の短い時間で 約30ml 抽出したものが “エスプレッソ” と呼ばれます。
もっと厳密に言えば、豆は 5種類以上 をブレンドする、粉は7g、タンピングは 約20kg の力をかけて。。。
と、ここまで出来ていないと、「そんなのエスプレッソじゃないよ!」 って言われちゃうかもしれません (T-T)
エスプレッソの語源は、「急速」 という説、「特別に、あなただけに」 という説、「抽出する」 の意味の動詞の過去分詞形から派生したという説があるらしいです。
ちなみに、イタリア語の鉄道用語で エスプレッソ は 「急行」 を指すのだそうです。
確かに、1杯あたり1分30秒くらい掛かる ドリップ に比べて、エスプレッソ は 20秒くらい ですからね (o^^o)
よく誤解されているのが、カフェイン の量です!
深煎りのコーヒー豆 で、短い時間 で抽出するので、ドリップコーヒー に比べると、カフェイン の含有量は少ないんですよ(^_^)/
賀茂町珈琲店
岡谷市加茂町3-6-22
0266-55-4664
10:00~19:00
提供する立場としては、「特別に、あなただけに」 の意味がいいですね (*^-^*)
2017年06月03日
エスプレッソの正しい飲み方

少し間があいてしまいましたが、今回は “エスプレッソ” の正しい飲み方を紹介したいと思います (^_^)/
ハンドドリップにも言えることですが、まずは香りを楽しみましょう!
エスプレッソは、深煎り特有のコーヒーらしい香りと、濃厚な甘い香りを同時に楽しむことができるはずです。
そして、 恋のようにあまいコーヒー でも少し触れましたが、エスプレッソはブラックでは飲みません。
本場イタリアでは、砂糖を入れるのが基本的な飲み方で、シュガースプーン2杯が目安です。
中には、5杯くらい入れるイタリア人もいるのだそう。。。
エスプレッソは30ccが基本量なので、エスプレッソを飲んでるのか、砂糖を飲んでるのか分りませんね (>_<)
砂糖を入れた後は、表面のクレマ(キャラメル色の泡)を崩さないようにかるく混ぜて、3口程度で飲みほすのが基本です。
そして最後に、カップの底に溜まった砂糖をスプーンで食べます。
「えっ?」って思われた方もいるかもしれません!
日本人感覚では、お行儀が悪いような気もしますからね。
しかし、それが正真正銘のイタリア式のエスプレッソマナーですし、“アレ”は1種のスイーツと言ってもいい程に幸福な時間を与えてくれます(o^^o)

賀茂町珈琲店では、エスプレッソと一緒に和三盆糖を提供しています。
エスプレッソのアロマを楽しんだ後、和三盆糖を先に食べて、口の中で溶けて馴染んできたらエスプレッソを一口飲みます。
これがまた美味なんです (*^-^*)
スター〇ックスさんの影響でエスプレッソって、いろんなシロップと、フォームドミルクと、ホイップと。。。
みたいなイメージがあるようですが、本場イタリア式でエスプレッソを嗜むのも良いかもしれませんね (*^O^*)
賀茂町珈琲店
岡谷市加茂町3-6-22
0266-55-4664
10:00~19:00
ちなみにマスターは、スター〇ックス肯定派です。
2017年05月14日
恋のように甘いコーヒー
前回の記事 『悪魔のように黒いコーヒー』 で、フランスの政治家“タレーラン”の名言をご紹介しましたが、
この、「悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、恋のように甘い」と表現されたコーヒー。。。

ずばり! “エスプレッソ” です!!
。。。シンプルすぎる答えですね(^◇^;)
そのまんますぎて、なんかスミマセンm(_ _)m

悪魔のように黒くて、地獄のように熱いのはなんとなく分りますよね(^_^)/
天使のように純粋なのは色々な解釈ができるので、また機会があったらにします。
最後の、恋のように甘い。。。。
これは、エスプレッソの飲み方やマナーに答えがあります。
日本人がコーヒーの飲み方をイメージすると“ブラック”なんですね!
以前コーヒー教室をやったときも、「コーヒー通はブラックで飲むんでしょ?」ってよく聞かれました。
そんな時、僕は決まって「自分の飲み方を知っている人がコーヒー通です!」と答えます。
エスプレッソの本場は、イタリアやフランスなのですが、本場の人たちは砂糖を入れて飲む“らしい”です。
(行ったことがないので、一度はイタリアへ行ってみたいマスターです)
しかも、少ない量ではないですよね!
恋いのように甘くなる量を入れます(o^^o)
次は、エスプレッソの正しい飲み方を記事にしようかな(・∀・)
賀茂町珈琲店
岡谷市加茂町3-6-22
0266-55-4664
10:00~19:00
2017年05月13日
悪魔のように黒いコーヒー
先日、透明なコーヒーをご紹介しましたが、一般的にイメージするコーヒーはやっぱり“黒”ですかね(*^-^*)
焙煎後のコーヒー豆も茶褐色ですし、なかなか透明なコーヒーって想像できません。。。

フランスの政治家、“シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール” (⇐マスターが単にフルネームで言いたいだけ(゜▽゜*))はコーヒーについて
『カッフェ、それは悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い』
と表現しています。
これで皆さんは、どんなコーヒーを思い浮かべますかね?
黒くて熱いのは分るけど、純粋で甘いって。。。
どのコーヒーもほのかな甘みはありますが、恋のように甘いので、なまじっかな甘さではないはずです!
3秒で良いので気になってみてください( ̄∇ ̄)
マスターの考える答えはまた記事にします!
賀茂町珈琲店
岡谷市加茂町3-6-22
0266-55-4664
10:00~19:00
余談ですが、このタレーランさん、没年月日が1838年5月17日なので後4日で没後179年となるのですが、
マスターは後4日で、また1つ年をとります。。。
ガンダムファンの皆さん!僕もいよいよ、ラル大尉と同じ歳です!!
2017年05月10日
透明なコーヒー

この写真、ミネラルウォーターではありません(^◇^;)
名前は“CLEAR COFFEE”といって、透明なコーヒーらしいです!

イギリスの『CLR CFF』という会社から発売されているようで、お値段が2本入り(200ml✕2)で5.99ポンド。日本円に換算すると約800円。
透明なので、歯の着色汚れも気にしなくていいというメリットもあるんだそうです。
当然ながら製造方法は公開されていませんが、変な薬品なんかは使われいないらしく、保存料や化学調味料も使っていないんだとか。
それでいて、味の方はしっかりするらしいですよ。

残念ながら、今はイギリスとアメリカでしか買うことができないらしいです(>_<)
日本でも入手できるようになったら飲んでみたいです。
透明なコーヒーの情報も色々出てきますが、中に気になったものがありました。
『CLEAR COFFEEに使われている豆はどこ産?』 ⇒ 『答え アラビカ』
(-_-;)
違和感しかない情報です。
気になってくれる方がいれば、また記事にしようかな。。。
賀茂町珈琲店
岡谷市加茂町3-6-22
0266-55-4664
10:00~18:00
賀茂町珈琲店では透明なコーヒーは飲めませんが、
美味しいコーヒーなら飲めます(^_^)/